【其ノ七】夜明け、少女は闇を駆ける 〇二

清姫はというと食事は汐先と同じものが出され、
布団も高貴な姫に相応しい上等なものが用意されていた。
女中付きの沐浴まで準備さえされていたのだ。
ただ何をするにしてもあざみという子供の
監視の目があったのだが。

初めは何も浮かんでいない死んでいるような目に
見つめられているのが怖かったが、
慣れてくると何故あんなに小さな子供が、と思い始める。

「あの……あざみさん」
「…………」無反応。
「あざみさんはお幾つなのかしら?」
「…………」無反応。
「汐先殿の小姓なのですよね?」
「…………」無反応。
「……あ、あの、えっと」
「…………」無反応。

ただ数歩離れた距離からじっと清姫を見ているばかり。
清姫が根負けして落ち込んでも何も反応がなかった。

「その子はご当主様のお言葉にしか反応しません。
 でも決して清姫様を無視しているわけでは御座いませんので
 落ち込まなくてもよう御座います」

自分は攫われたはずなのだが、まるで客人のように
扱ってくれる女中が言った。
清姫が彼女に更に訊こうとしたが「これ以上は言えませぬ」と
先手を打たれてしまった。
連れてこられた部屋であざみは隅に
膝を抱え込むように座り、やはりじぃっと清姫を監視する。
待遇がよくてもやはり攫われた身。
昨夜もそうであったように、今日はもうこの部屋から
出る事は許されないのだろう。
昨晩は緊張のせいで眠れなかった。そのせいだろうか、
今はとても眠い。もう布団に入って眠ってしまおうか。

ふと、義兄と親友の顔を思い出した。
――心配、してくれて……いるのかな。
失礼だとは思いつつも自分が攫われて慌てているであろう
継雅の顔を想像し、笑ってしまう。
異母兄妹で、しかし姫となった自分を可愛がってくれる継雅。
彼の優しい顔。優しい手。優しい言葉。
思い出すと心が落ち着き、あったかくなる。
それともう一人。東雲周。
唯一無二の親友。
自分を姫として見ずに同年代の友人として接してくれる人。
――周……兄上……。

二人が心配してくれているのなら、自分は何も怖くなどない。
だって絶対に二人が助けに来てくれる、そう信じている。
守られているばかりの自分が嫌にもなるけれど。
けど二人が助けてくれなければ自分は恩返しもできない。
継雅の益々の活躍を願う。
周が早く立派な陰陽師になれる事を祈る。
自分が祈らずとも周には頼もしい式神は九人も居るが――

……唐突に清姫の顔が真っ赤になった。
体中が火照って、自分が茹で上がっているのが分かる。
周の式神。それ起因に自分の想い人を思い出してしまった。
鎌鼬の杏矢。
周が殿方であったなら、きっと杏矢殿のようなのだろう。
そんな風に考えている内に、彼の姿を見ると
恥ずかしくて逃げ出したいような嬉しくて飛びつきたいような
もどかしい気持ちになった。
思い出すだけで胸に大きな花火が上がり派手な音を立てて弾ける。
その音が聞こえてしまうのではないか、といつもひやひやする。

布団の中で声にならない声を上げ、はしたなく足をばたつかせる。
そこであざみの存在を思い出し、思い切り布団から顔を上げた。
あざみの視線は先ほどまでと何も変わらず反応だが、
清姫はそれが冷ややかなものに思えて胸の内で悲鳴をあげた。

「あっ、あの、今の行動は、み、見なかった事に……!」
「…………」無反応。

顔を真っ赤にして口を開閉させていると、襖の滑る音がした。
女中の誰かだろうか、と思って顔を上げ
予想外の人物に心臓が跳ね上がった。
現れたのは自身の誘拐を企てた柳生汐先その人だった。

杏矢に恋する清姫さえドキリとするような美貌が
自分を見下ろしている。
今まで顔を合わせた事は数回しかなく、
しかも今回の主犯は清姫がこの屋敷に連れてこられても
顔を見せる事はなかったのだが……。
自分の寝ている部屋に男が入ってきた。
最悪の事態を予想してしまい清姫の顔が真っ青になる。
しかし汐先の顔には興奮は全く浮かんでおらず意外そうな声で、

「……姫はもうご就寝の時間か? あざみ」

主人の言葉にあざみは清姫の前で初めて反応というものを見せた。
それもただ首を横に振っただけであったが。

「そうか。私があざみに言ったのは彼女の監視だけだったな。
 口出しをしろとは、確かに言ってはいない」

自分一人で納得したように言い、
襖の前に立った位置のまま清姫に声をかけた。

「清姫。もうすぐ貴方の“迎え”が来るでしょう。
 今から女中を呼びますのでどうか大人しく着替えて下さい。
 元気な姿を見せてあげないと、貴方の兄上に私は
 本気で殺されかねないので」

兄上はそんな事しない。
そう言ってやりたかったが、訳も分からず体が竦んでしまい
何か圧倒的なものに押さえつけられたかのように
口を動かすことさえ躊躇われた。
汐先には、そうさせるだけの迫力があった。

「あざみ。清姫の着替えが終わったら庭まで
 ご案内してやってくれ。舞台は、そこだ」

あざみが黙って首を縦に動かす。
汐先は、それでは、と言って襖を閉めて去る。
清姫はいいようのない恐怖を感じ取り、
自分がとんでもない人物に囚われたのだと理解した。

   ◇  ◆  ◇

柳生邸の玄関には案内人の女中がいた。
訝りながらも彼女の案内に大人しく付いていき
周達四人は柳生邸の庭に着いた。
目の前に川が流れ、石橋があり、手入れをしながらも
まるで自然のように感じられる、趣のある雰囲気。
まさに極上品の庭であった。
杏矢が思わず感嘆の声を漏らす。

しかしそれでも四人は気を張り詰めて油断なく周囲に目を配る。
そして今回の首謀者が現れた。

「柳生、汐先……!」

継雅が苦々しくその名を呼ぶ。
周も何度も顔を会わせているとはいえ、
やはり彼がまとう圧倒的な何かに足が震える。

「……七人ほど、足りないように思える」

ぽつり、と汐先が零す。
その七人とは、今ここにいない周の式神の事だろう。

「私はてっきり、激昂した継雅殿が己と周を含めた
 十一人で一斉に襲いかかってくるものだと思っていた」

周と杏矢、立葉はこぞって目線を微妙に逸らした。

「そんな真似をして取り返しても、義妹は喜ばない」

――あたしの台詞……。
継雅の真っ直ぐな瞳を見る限り、本気で言っているのだろうか。
だとしたらこれは本物の天然だ。

「清姫を返してもらおう。条件はなんだ?」

立葉がやや怒気を含めた声音で言う。
汐先は彼の言葉にふっと笑い、扇子を一振りで広げた。

「流石、永く生きた木霊は聡くて助かる。
 確かに来たからと言って姫君を返しなどしない。
 条件付だ。だけれどもお前達式神の出番はない」
「なんだと……?」
「条件は――東雲周がこれから私の言う事に本心で、
 嘘偽りなく素直に思った事を答える、というものだ」
「あ、あたし?」

不意を突かれてきょとんとする周。

「そうだ。でなければ名指しで呼んだ意味が無い」
「でもあの書簡は継雅様宛に……」
「その男は妹君が誘拐されたと聞けば、監禁されても
 抜け出してついてくるだろうからな」
「当然だっ」

珍しく継雅が声を荒げる。

「私の義妹を賭け事に使う事は許さない!」
「今回、お前は周のついでだ。篠岡継雅。
 蚊帳の外は静かに成り行きを見てるといい」
「ふざけるなっ。私は清姫の――」
「主演は私と周だ。攫われた姫の血縁だからといって
 お前が舞台に上がる資格はない」

今まで冷たかった汐先の顔がふっと緩み、
壮絶なほど艶やかな笑顔を見せた。

「お前が今すべき事は、
 周の意思と選択が清姫を救う道を歩む事を信じる事だ」

継雅が言葉に詰まる。
ここで反論しては、周を信じていないという事になってしまう。
杏矢も唇を噛みながら、何も言い返せないようだった。
言葉が止んだ事に満足した汐先は言う。

「さあ、前へ進み出でよ。東雲周。
 戦うわけじゃない。口が動けばそれで充分だ」

言われた通りに前に出ようとする。
その腕を、継雅が掴んだ。

「……あ……」

継雅が何かを言いかけて、噤む。
言いたくても言えないのか。言葉が思いつかないのか。
初めて見た、憧れの陰陽寮頭の芯の弱い姿。
そんな姿を晒してほしくなくて、
周は継雅の腕をそっと包むように自分から離した。

「そんな顔をなさらないで下さい。
 大丈夫です。清姫は、必ず助けてみせます」
「周君……」

不安に揺れていた眼鏡の奥の瞳に、強い光が灯る。

「すまない……いや、ありがとう。
 私は君を信じているよ」

手が離れる。
周は今度こそ、前に出た。



「実に簡単だ。私の質問に君が答える。それだけだ」

扇子で口元を隠し、目を細める汐先。
そうするだけでぞっとするほどの美しさが神経を撫でる。

「分かった」

震えそうになる体に力を込めて、手を握った。
汐先は「あざみ」と自分の小姓の名を呼んだ。
周達のいる庭の反対側から、幼い子供と
夏の夜に咲くような桃色の着物の少女が現れた。
美しい少女を見て継雅が声を上げる。

「清姫!」
「兄上……! ごめんなさい、私が……」
「いいんだ。君が無事ならそれで」

清姫の姿を頭から足先まで見てとりあえず不調や怪我がない事に
大きく息を吐いた。清姫はそんな義兄に少しだけ微笑んでみせ、
すぐに不安そうな顔で周を見遣った。
周は気丈に笑ってみせる。

「大丈夫だよ。絶対に助けるからね」
「……はい。これっぽちも疑ってなどおりません」

清姫も微笑み返す。
すっと視線が移動し、立葉、そして杏矢を捉え――
清姫の顔がぽっと赤く染まり慌てたように視線を外した。

「さて。感動の再会はそこまでだ」

扇子を打ち鳴らして閉じる音。

「東雲周。九人の妖怪を統べる特異な少女。
 お前は陰陽師になって何がしたい?」
「あたしは継雅様のような陰陽師になって、
 大切な人が沢山いるこの京を守りたい」

躊躇も淀みもなくはっきりと答えてみせる。

「見ず知らずの多くの人々まで救いたいと?」
「見ず知らずの人でも、この大切な町に生きる人だ。
 京が幸せになる為にあたしは皆を幸せにしたい」

汐先の挑発するような瞳を真正面から睨み返す。
継雅と清姫が感動したように息を吐く。

「……東雲周。安心しろ。お前が望もうと望むまいと
 お前はいつか京の一大事に巻き込まれる」
「え?」

汐先の視線は周を通り過ぎ、継雅へと向けられる。

「ここの所、この京の“調和”が歪んでいる。
 おそらく粗悪な妖怪共が隙間をくぐって来るだろうな。
 真っ先に駆り出されるのは九人の高位妖怪を連れるお前だろう」
「そ、それって……」

唐突に告げられた京の危機の可能性に継雅に振り向く。
清姫も立葉も杏矢も同じように目を丸くして継雅を見た。
しかし継雅は堪えるような顔で、

「……その件については、否定も肯定もできない」
「ちょ、ちょっと待ってくれ! 京の調和が歪んできてるって
 俺はそんなの全然感じないぞ!?」
「お前達は人の感覚に慣れ過ぎた。感覚が鈍っているのだよ」

杏矢の反論に汐先は冷たい鞭を打つ。
場が静まり返り、誰もが口を開けるのを躊躇っていた。

京の調和とは、京に張り巡らされた結界の数々の事だ。
妖気や陰気、陽気、そして五行の流れを滞りなく流し
調和させる事が結界となり、歪んだ気を弾く。
調和の乱れは京の崩壊同然だ。

先ほどの強気が嘘だったかのように沈んだ顔をする周。
そんなのはったりだ、と言いたかったが
継雅が否定してくれない事が何よりも重かった。
沈黙を、汐先が何ら変わらぬ冷静な声で破る。

「東雲周。調和が乱れては人間の敗北は目に見えている。
 けれど京の偉い者共は京を守ろうとやっきになるだろう。
 必ず、お前は戦乱に身を投じなければならなくなる。
 その時、お前がする事は今までの平和の維持ではない。
 見えぬ勝利をもがきながら捜し、掴み取る為に戦う事だ。
 ――それでもお前は京を守りたいと、言えるのか?」

声が沁(しん)と響いた。
真っ暗な言葉が襲う重圧。

「――なんで……っ」

杏矢が、叫んだ。

「なんで周がそんなに辛い思いをしなきゃいけねえんだよ!
 周だけじゃなくて他にもっと強い奴いんだろ!
 こんな、まだガキの女にそんな重いものを背負えって――」
「杏矢」

激情のままに叫ぶ杏矢を立葉の声が止める。
杏矢は顔を真っ赤にして立葉をキッと睨んだ。

「立葉! 俺はこんな押し付けるような事は許さねえよ!
 お前は周が戦いに巻き込まれてもいいっていうのか!」
「それを決めるのは、お前でも私でもない」
「……っ!」

詰まった杏矢の腕を掴み引き止める。
杏矢も立葉の言う事には納得しているのだろう。
それでも収まらない感情が体の震えとして出ていた。

立葉も、周がそんな泥沼な戦に巻き込まれるのは嫌だった。
しかしここで「止めろ」というのは間違っている。
決めるのは周だ。彼女の意思を尊敬すべきなのだ。
……あるいは、
立葉は確かめたかったのかもしれない。
周がここで逃げるような人間なのか、そうではないのか。
信じた少女は本物なのか――

視線が見守る中、
周はすぐに言い放った。

「守ります。守りたい、じゃない――守ってみせる」

決意を込めた顔は、しかし晴れやかな笑顔だった。

「それに、あたしは大切な人の為なら喜んで死ねる」

その時、あざみの顔に蔑みのような「気に食わない」といった
表情が憎々しげに現れた。
だけれどもその瞬間、あざみの顔を見た者はいない。

「あ、周ぇ……」

なんとも情けない顔の杏矢。そんな彼に周は振り向き、穏やかに、

「ありがとう。心配してくれて嬉しい。
 立葉も、止めないでくれて、ありがとう」
「……礼を言われるほどの事じゃない。
 周。貴方は私が信じた通りの――正真正銘の阿呆だ」
「へっ!? ちょ、阿呆って!?」

立葉はそれには答えず、内心の暖かい感情に浸る。

「周君。……ありがとう。
 君の決意が京を救うと信じているよ」
「はい。ありがとうございます。継雅様」

次々と向けられる熱い視線になんだか照れくさくなる。
頬をかいていると、汐先が扇を閉じる音が聞こえた。

「……驚いた事に、お前の目には嘘偽りはないようだ。
 そこの木霊の言う通り、お前は本物の阿呆なのだろう」
「なっ、なによ! さっきから人の決意に向って失礼ね!」
「そう突っかかるな。約束通り、姫はお返ししよう。
 あざみ。姫の前を退いて差し上げろ」

その言葉にいつも通りの無表情なあざみが動き、
清姫の前が開く。
一瞬の驚きの戸惑いの後、清姫は形振り構わず走り出し
一番近い場所にいた周の胸に飛び込んだ。

「清姫! ああ、よかった……。
 もう、姫様なんだから走ったら駄目だよ」

怖かったでしょう、と声をかけようとした矢先
清姫が細い腕でぽかぽかと周の胸を叩いた。

「清姫……?」
「……死んでもいいなんて言わないで。
 貴方は生きて、また私と、遊んでください」

声が震えている。
かける言葉に迷っていると、清姫は突如大声を上げて泣き出した。
驚きしどろもどろになりながらも、周は必死に
謝りながら清姫を慰めていた。

「ごめん。ごめんね。もう死んでもいいなんて言わない。
 生きて、清姫をずっと守るよ」

そっと儚げに細い体を抱きしめる。
――もう、抱きしめるのは本当は杏矢の役だったのに……。
心の中でそう自身に呆れながらも、
強く、けれど壊さぬように腕に力を入れた。

   ◇  ◆  ◇

周達が去った柳生の庭。
そこに一人ぽつんとあざみは立っていた。

「――あざみっ」

そんな彼を呼ぶ、あざみとそっくりな子供。
かざみの方へゆっくりと顔を向けた。

「ごめん! 僕、本当は昨日の夜に帰ってきたんだけど、
 汐先様に怒られて、今日はずっと倉庫にいろって言われて……」

慌てたように捲くし立てるかざみ。

「……けど、抜け出してきちゃった。あざみに会いたくて。
 ねえ、あざみ。僕、あざみに謝んなきゃいけない事が――」

瞬間、かざみは何が起こったのか分からなかった。
あざみが動いたかと思うと、腕を伸ばして
かざみの首にそれを回した。
抱きしめられた、と理解するのに数秒を要した。
これほど感情的な行動をあざみがするのは珍しい事だった。

「あざみ? ……ねえ、あざみ。どうしたの」

あざみの口が、動いた。
どれほどの間、喉を使っていなかったのだろう。
かすれて、引きつり、蚊のような声が漏れた。

「ずっと、一緒?」

確かに、あざみはそう言った。
彼が喋った事に驚愕しながら、かざみは抱きしめ返す。

「あ、当たり前だろ! 僕とあざみはずっと一緒だ。
 死ぬのも生きるのも“生き返るのも”、全部一緒にいるんだ」
ぎゅーっ、と抱きしめる。
――あざみが震えている、そんな事実をなくしたくて
かざみは絞め殺すようにあざみを抱きしめた。

  …………

「ああああの、あのあの、き、杏矢殿……!!」
「ん? どうした清姫?」
「じ、自分で歩けますっ。だからその、降ろしてくださいっ」
「いいっていいって。清姫も疲れてるだろうし、
 姫さんがこんなあぜ道通るわけにはいかないだろ?」
「で、でも、その、あの、ち、近い……!」
「え? ああ、ごめん。確かにちょっと汗かいたから
 汗臭いかもしんねーけど……」
「そ、そうじゃなくてですね……!!」

「……これは前途多難そうだ」
「杏矢もいい加減気付けばいいのに」
「それにしても清姫を杏矢の鎌に乗せて飛んで運ぶ、というのは
 やりすぎじゃないか?」
「たまにはいい夢見させてあげたいじゃない」
「……あいにくだが、本当に夢を見ているようだ」
「え?」

「あれ? ちょ、清姫!? 気を失ってる!?
 なんだよ高い所が怖いならそう言ってくれればいいのによ!
 あ、継雅! 清姫が寝ちまったからちょっと手伝……」
「――杏矢君。君に少し話があります」

「強く生きろ、杏矢……」
「あたしもそう祈る事にするよ」


第四話・終

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